虚言癖とはどうしても嘘をついてしまう人の性質を表す言葉です。
病気と勘違いされることもありますが、厳密に言えば病気ではありません。
では、一体どうして虚言癖になってしまうのでしょうか。本記事ではなぜ虚言癖になってしまうのかについて、理由を5つまとめました。
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虚言癖になる人はどうしてなるのか?
虚言癖になってしまう理由は様々で、家庭環境が影響する場合もあれば、学校や社会での経験が影響することもあります。
今回は、虚言癖になってしまう主な理由を5つまとめました。
結論から言えば虚言癖になる人は、何かしら「劣等感」を抱えていることが多いです。
理由①劣等感を隠すため

虚言癖になる原因の中で多いのが、「劣等感を隠す」ためです。
他人に対して劣等感を感じている場合、嘘をつくことで自分を良く見せようとします。
たとえば、本当は職場で評価されていないのに、久しく会った友人には仕事での成績を誇張して話してしまう、などです。
私がかつて家庭環境を隠すために虚言癖になったのも同じ理由です。
ニートの父親と私を支配しようとする母親の間で育った私は、家庭環境がコンプレックスでした。
経済的にも貧しかったが、プライドが高かった私は、本当のことを言いたくなくて、「父は会社をやっている」「海外旅行に行った」「家は車2台持ち」などとありもしない嘘をよくついていました。
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理由②怒られたくないから

怒られたくないという気持ちから、人は虚言癖になることがあります。
例えば、子供が親から怒られたくなくて、成績が悪いことを隠したり、友人と喧嘩したことを隠したりするのが該当します。
この場合、怒られないようにするために嘘が続くと、虚言癖になります。
そのまま大人になってしまうと、仕事で怒られたくないから、口からスッと嘘が出る人もいますよね。
また、虚言癖の元彼エピソードでもありましたが、怒られたくないから「借金はない」「ギャンブルには行ってない」「お酒は飲んでない」と嘘をつき続ける人もいます。
具体的なエピソード

③プライドが高く、自分が一番でありたいから
個人のプライドや自尊心が高い場合、他人に対して自分が一番であるように見せようとすることがあります。
嘘をつくことで自分を持ち上げ、他人よりも優れた存在であるように作り話をします。
プライドが高いと、他人より劣っていることに敏感になり、自分が一番になるまで嘘をつき続けます。
私もかつては虚言癖でしたが、家庭環境にコンプレックスがあるだけでなく、プライドも高かったので、ますます虚言癖に磨きがかかりました。
そもそもプライドが高くなければ、劣等感があるだけで終わり、虚言癖に発展することもないかもしれません。
具体的なエピソード

④自己肯定感が低いから
自己肯定感が低い人は、自分に自信を持てず、他人の評価に依存しやすい傾向があります。
このため、他人から認められるために嘘をつくことがあります。
たとえば、仲間内での承認を得るために、自分が異性にいかにモテていると嘘をつくことなどが考えられます。
具体的なエピソードはこちら

⑤過去のトラウマから
過去にトラウマ体験をした人は、そのトラウマから逃れたいと思い、嘘をつき始めます。
嘘をつくことで、自分が傷つくのを守るのです。
これに関しては、以下の記事で詳しい実例が載っています。

虚言癖の原因は複雑で、多岐にわたる
虚言癖になるのは様々な原因があります。
しかも原因が一つだけではない場合があります。
例えば、私の場合は家庭環境がコンプレックだったことが虚言癖になった一番の原因ではありますが、他にも
✔️プライドが高く、自分が人より劣っているのを認めたくない性格
✔️大学入ってから、周りとの格差があまりにもあった
の要素が、虚言癖に拍車をかけたと感じています。
虚言癖を治したい人は、まず虚言癖になった根本の原因を突き詰めると良いでしょう。
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