今まで、当ブログでは虚言癖の見分け方を2記事ほど書いてきました。
本記事では、心理学上での嘘を見抜ける確率から、虚言癖を見抜くことができるかについてまとめました。
嘘の見分け方に関する記事


嘘を見抜く確率

嘘を見抜くのは、非常に難しいです。
いくら心理学上で、嘘をつくときにありがちな行動と言っても、全ての人に当てはまるわけではありません。
嘘を見抜く確率は「大体45%〜70%ですが、65%を超えることは滅多にない」と言われています。
虚言癖を見抜くのはほぼ無理!?
先ほどの確率は、1つの嘘に対してです。
嘘を数えきれないほどつく虚言癖はどうなるのでしょう。
滅多にないですが、1つの嘘を見抜く確率が70%だとします。
例えば、虚言癖のある人が一日に10回の嘘をついたとします。
それを全て見抜く確率は…
0.7×0.7×0.7…(0.7の10乗)=0.02824…
たったの2%なのです。
つまり、虚言癖のある人の嘘を1つ見抜けたとしても、全てを見抜くことは確率上は難しいです。
あなたは嘘つき?それとも正直者?
\虚言癖度をチェック/
虚言癖を見抜きたいなら、親しくなるのみ

心理学の本では、嘘を見抜くことについて以下のように述べられていました。
人の嘘を見抜くには、動作や言葉の中にある「不自然さ」が大きな手がかりになります。
そしてその不自然さに気づくには、相手の普段の姿を知ることが必要です。
嘘を見抜く最大のテクニックは相手と親しくなることなのかもしれません。
齊藤勇著『本音を見抜く心理学』P157より引用
虚言癖かどうかは、初対面ではわかりません。
長く付き合ってからこそ、言動に違和感を感じて、虚言癖かもと疑い始めるのです。
私は10年以上に渡り虚言癖でしたが、嘘を指摘されたのはほんの数回です。(指摘されていないだけかもしれませんが)
虚言癖かどうか見抜きたいなら、そもそも親しくなるのが第一歩かもしれません。
心理学実験:嘘は電話だとバレやすい!?
心理学者ポール・エクマンの実験によると、「顔を見ない方が嘘を見抜くことができる」とされています。
電話の時は、顔や手の動きに惑わされることがないので、嘘がバレやすいとも言われています。
話に集中している分、矛盾点に気づきやすくなるからです。
虚言癖を見抜きたいときは、電話で話してみるのもありかもしれません。