虚言癖のある人は、語尾に「はい」や「うん」を付けると言われています。
果たしてそれは本当なのでしょうか?
結論から言えば、本当な場合もあるし、本当じゃない場合もあるでしょう。
そもそもこの由来は、2006年に放送された『時効警察』です。
本記事では、『時効警察』でのエピソードから、虚言癖は語尾に「はい」や「うん」を付けるのかまとめていきます。
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時効警察での虚言癖エピソード

2006年のドラマ『時効警察』は、時効が成立した事件を趣味で捜索する警察官霧山の活躍を描いたドラマです。
シーズン1の第二話あたりでの話です。
未解決事件で、疑わしいとされている「しおり」という人物。
しおりは、会話の中で、
「私はその件には無関係です。はい」
などと、語尾によく「はい」をつけていたのです。
そして警察官霧山は、語尾に「はい」を付けるのは、虚言癖のある人に多いとしています。
自分の言ったことを本当だと思い込みたい心理から来ると分析していました。
『時効警察』に出てくる嘘の見分け方
このドラマには、他にも嘘の見分け方についての言及がありました。
・ウソをつくと髪が広がる
・ウソをつくとメガネが曇る
・語尾に「はい」をつける
・隠しごとがあると、酸性の汗をかいて、十円玉がキラキラになる
・ウソをつくと体温が上がって、上空との温度差から積乱雲が発生して、集中豪雨が起きる
・図星をつかれると、相手を威嚇するために手を広げたりして自分を大きく見せようとする
警察官は常時犯人の心理を見抜く必要があるので、嘘を見分けるのが得意と言われています。
なので、このドラマに出てくる嘘の見分け方も実際に役に立つことがあるかもしれません。
語尾に「はい」や「うん」をつける心理は?
では、語尾に「はい」や「うん」を付ける心理はどんなものでしょうか?
心理①念押し

まず一つ目は、自分の言ったことが本当だと信じてほしいための「念押し」であると考えられます。
嘘がバレるのが怖くて、「はい」や「うん」をつけて、反論されるのを防いでいるとも言えるでしょう。
心理②話を早く切り上げたい

2つ目の心理は、「会話を早く切り上げたい」です。
もうこれ以上会話を続けたくない時や話題を変えたい時に「はい」や「うん」を言います。
「はい」や「うん」を言うことで、この話題に区切りを入れようとするのです。
語尾に「はい」や「うん」を付けるのは自信のなさから
いずれの場合でも、自信のなさから来ているでしょう。
嘘がバレるのが怖い、バレたらどうしょう、本当のことが言えない…などなど
そんな思いから、語尾に「はい」や「うん」を付ける人が多いです。
虚言癖=語尾に「はい」や「うん」ではない
語尾に「はい」や「うん」を付けるのは、虚言癖のある人の特徴の一つかもしれません。
しかし、全ての人がそうとは限りません。
心理学上でも、嘘を見抜くための仕草や行動は研究されていますが、それでも嘘を常に見抜くのは難しいとされています。
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