虚言癖だった私が、嘘つくのをやめようと思ったきっかけは嘘だらけの自分に嫌悪感がしたからです。
本記事では虚言癖の末路を実体験ベースにまとめていきます。
あなたは嘘つき?それとも正直者?
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虚言癖の末路①嘘が虚しくなる

嘘をいくらついて、家庭環境が良いように人に見せても、事実は異なります。
私の家にはニートの父がいて、私の生活まで支配しようとする母がいる現実は変わりません。
仲良く家族で海外旅行をしたと嘘をついても、事実は海外旅行に行くお金もないし、旅行に行ったところで三人仲良くなんて場面は想像もできません。
父は自分で会社を立ち上げて社長なんだと嘘をついて見栄張っても、家に帰ると自室にこもって、体型がダラシない父が目に入ります。
嘘をつけばつくほど、虚しくなります。
自分の両親を見た時に、自分の嘘との落差に心が耐えきれない時があります。
深い悲しみ、自分の人生はどうしてこうなんだと限りなくネガティブな感情に襲われます。
今考えると当たり前です。
嘘は、一時的に自分の劣等感を隠して、心を満たすことがあっても、根本的な解決には至らないからです。
虚言癖の末路②自己嫌悪感

嘘をつけばつくほど、自分が嫌いになっていきます。
どうして嘘が口から出てきてしまうのか、夜な夜な自己嫌悪で涙が止まらないことがありました。
虚言癖にまでなると、口からどんどん嘘が出てくるんです。
本当に自分の頭では制御できないほど、口から嘘が出ていきます。
そんな自分が本当に嫌で嫌で仕方ありませんでした。
虚言癖の末路③治ったと思ってもふとした瞬間に復活する

虚言癖が治りかけていると思っていた社会人1年目の頃の話ですが、職場で「夏休みはご家族で旅行に行きましたか?」と上司に声をかけられました。その時に「家にいました」と答えればいいものの、「うちは毎年家族で海外旅行してるんですけど、今年は国内にして、沖縄に行きました。」と嘘が自然と出てきたんです。ショックでした。
しかもその後も「毎年海外旅行ってすごいですね。どこに行ったことあるんですか?」と聞かれて行ったこともない「パリ、アメリカ、ハワイとかです〜」と答えてしまったんです。
これは、ほぼ治りかけだった虚言癖が復活した瞬間でした。
治ったと思っても、ある時突然虚言癖が蘇るのです。本当にショックでした。
嘘をつくのが癖になって、意識しているうちは治ったと思っても、ある時自然に嘘が出てきます。
虚言癖の末路④人に会いたくなくなる

嘘を言ってしまう自分が嫌いになってくると、人に会うのが億劫になります。
会ったらまた嘘を言ってしまうのが怖いからです。
特に、よく会う友達には、どこまで嘘をついたのかわからなくなるので、できれば会わずにいたいと思うようになります。
いつどこで嘘がバレるのか怖くて、会っても楽しく話せなくなります。
2ちゃんねるの創設者ひろゆきさんも「虚言癖は人に会わない方が良い」と言ったことがありますが、共感できます。
ひろゆきさんの虚言癖に関する言論まとめはこちら

虚言癖の末路⑤人間関係をリセットする

人に会いたくない時期を経ると、最終的に人間関係をリセットしたくなります。
理由は簡単で、嘘をつかない自分でいたいからです。
嘘を一度でもついたことがある人には、嘘だとバレないために、何度も嘘を重ねる必要があります。
なので、素直な自分でいたいため、人間関係を新しく築きたい気持ちになるのです。
私の場合ですが、大学やサークルなどの嘘をついた環境から離れて、私の過去を知っている人がいないバイト先を見つけて、そこで夫と出会い、数年かけて虚言癖を完全に治しました。
私の虚言癖の治し方はこちら

虚言癖は幸せにはならない
人によると思いますが、私は10年以上の虚言癖を経て、嘘をいくらついても幸せにはならないと気付きました。
その場で虚栄心が満たされたり、コンプレックスを隠せたりはしますが、現実は現実のままです。
嘘は自分の置かれている立場から逃げているだけで、解決はしてくれません。
便利で、簡単に嘘がつけるからこそ、人はやってしまうんですけどね。
ただ、虚言癖の末路は悲しみや虚無感、自己嫌悪といいものは何もありません。
治すまでに根気はいりますが、ちょっとずつ改善していくと気持ちも楽になります!
虚言癖のシンプルな治し方はこちら

