嘘は色んな種類がありますが、誰も傷つけないような些細な嘘やくだらない嘘でも虚言癖でしょうか?
結論から言えば、それだけでは虚言癖とは言えませんが、虚言癖に発展する可能性があります。
本記事では、元虚言癖の私の具体例を交えながら、些細な嘘やどうでも良い嘘が虚言癖へ繋がる理由を3つにまとめました。
あなたは嘘つき?それとも正直者?
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些細な嘘やどうでも良い嘘も虚言癖なのか?

嘘には様々なタイプがありますよね?
誰も傷つけない些細な嘘や自分以外にとってくだらなくどうでも良いような嘘でも虚言癖になるのでしょうか。
元虚言癖の私は、嘘をつくこと自体が悪だとは思っていません。
なぜなら他の人にはどうでも良いような嘘が、自分の心を救ってくれることがあるからです。
人を傷つけたり、害を与えたりする嘘は良くないですが、そうでなければ嘘ついたっていいじゃんと思ったりもします。
しかしそれと同時に、些細な嘘から始まって、大きな嘘を平気でつけるようになる怖さも経験しているので、一概に些細な嘘やくだらない嘘はついてもいいよとは言えません。
虚言癖の嘘の実例はこちら

些細な嘘やどうでも良い嘘でも、繰り返されれば虚言癖
些細な嘘やくだらない嘘でも、繰り返し嘘をつくのが習慣になれば、虚言癖に近づいてきます。
また、他の人にとってはどうでも良い嘘でも、嘘をつきすぎると他人からの信頼が薄れることもあります。
そして、嘘をつくこと自体へのハードルが低くなることで、どんどん嘘が大きくなっていく可能性大です。
些細な嘘やどうでも良い嘘でも虚言癖に発展する理由3つ
一度きりの小さな嘘や頻繁ではないくだらない嘘は、虚言癖ではない可能性が高いですが、繰り返されるようになると虚言癖に近づきます。
ここでは、些細な嘘やどうでも良い嘘が虚言癖に発展する理由を3つまとめました。
理由①嘘に大きいも小さいもない

嘘が大きいか小さいかに関係なく、嘘をつくこと自体が快感をもたらすことがあります。
このため、初めは些細な嘘から始まったとしても、次第に嘘が大きくなる可能性が高いです。
快感を求めて嘘をつくことが習慣化され、虚言癖に発展するのです。
元虚言癖である私の実体験になりますが、最初はニートの父が「サラリーマン」である嘘から始まり、次第にエスカレートして行ってもいないのに「家族で海外旅行した」「父は会社をやってて社長なんだ」といった虚言に発展していきました。今考えると恐ろしい…。

理由②嘘は繰り返される

些細な嘘やどうでも良い嘘でも虚言癖に発展することがある理由の2つ目は「嘘は繰り返される」からです。
最初に些細な嘘をつくときは、周りに気づかれないかドキドキしますが、次第に「これくらいじゃバレない」と慣れてしまい、どんどん嘘が膨らんでいきます。
元虚言癖である私がそうでしたが、毎回「もう嘘はこれでやめよう」と思うのに、口からどんどん嘘が出てくるようになるんです。ひどい家庭環境を隠すために、まるでお金持ちの家庭で育ったようかのように嘘をつくことで、幸せすら感じるようになるのです。
理由③小さな嘘から大きな虚言に変わっていくことが多い

嘘はどんな時につきますか?
自分のミスを隠そうとするとき、他人を守ろうとするとき、コンプレックスをカバーしたいとき、人によって様々ですよね。
「他人を守ろうとするとき」ならまだしも、劣等感やコンプレックスを隠そうとして嘘をつくときは、小さな嘘から大きな虚言に発展する可能性が高いです。
自分の中にある劣等感を隠す嘘から、承認欲求を満たす虚言へと変わっていくからです。
虚言癖になる原因は様々ですが、多くの場合は劣等感を抱えていることが多く、劣等感を隠すだけでは物足りなくなるんです。
嘘は一度もつかない方が良い
確かに数回のくだらない嘘は大したことありません。
しかし、その数回の嘘が癖になって、大きな虚言も平気で口から出るようになる可能性があるんです。
そうなると、誰も傷つけていなくとも、嘘をついていることで周りとの信頼が崩れることがあります。
嘘は本当の弱い自分を隠す強い武器でありながらも、快感伴う厄介なものでもあります。
なるべく嘘をつかずに、本来の自分と向き合い、受け入れていくことが何よりも大事です。
元虚言癖の私は、些細な嘘から始まり、口から事実とあまりにもかけ離れた虚言が出ることで深く苦しみました。なぜなら嘘をついても、自分ではそれが本当のことではないことを知っているからです。
どうか少しでもコンプレックスで嘘をついている人たちがそれぞれ自分なりの心の癒し方を見つけられますように!

