虚言癖のある人は、無自覚で嘘をついているのでしょうか?
答えは、NOです。
なぜなら私自身、自覚した嘘つきと無自覚の嘘つき、両方の状態を経験したからです。
本記事では自覚のある嘘つきと無自覚の嘘つきについてまとめています。
あなたは嘘つき?それとも正直者?
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虚言癖には2種類ある?
虚言癖には自分が嘘をついていることを自覚しているタイプと、無自覚なタイプがいます。
無自覚な嘘つき

虚言癖のある人は、自分が嘘をついていることに無自覚であることがあります。
自分の嘘を真実だと信じ込むことが多く、自己詐欺的な要素が強いです。
この場合、自己認識が不足しており、周囲の人々に対して嘘を平気で言い続けます。
私は虚言癖がピークだった大学生の頃、ほぼ無自覚な嘘つきでした。口から嘘があまりにも出るので、自分でもそれが本当かどうか考えることを無意識に避けていたように思います。
自覚している嘘つき

自分が嘘を言っていることを自覚している虚言癖の人もいます。
嘘をつくことが問題であることを理解しており、しばしばその行動に対して罪悪感や焦燥感を感じることがあります。
自覚的な虚言癖の人は、自分の嘘をコントロールしようと努力することもあります。
私は嘘ついていることを自覚し始めてから、虚言癖を治そうと努力するようになりました。
無自覚で嘘が言える理由3つ
虚言癖が無自覚である理由は複雑で、人によって異なりますが、以下に考えられる主な理由を3つ挙げてみます。
①自己欺瞞

自己欺瞞とは、自分の心をあざむくこと、良心や本心に反しているのを知りながら、無理に正当化することを指します。
つまり、無自覚で嘘をつく人は、自分自身を守るために現実から目をそらし、嘘をつくこと自体を正当化しようとすることがあります。
嘘をつくことで、不安やストレス、責任から逃れようとしています。
私がそうでしたが、嘘ついているかどうかさえも考えたくないので、無意識に真実なのか嘘なのかを考えることを放棄していました。今思えばあり得ないですが、それに助けられていたことも正直あります。
②嘘が真実だと信じ込む

虚言癖のある人は、自分の嘘を信じ込むことがあります。
嘘を真実だと信じ込もうとしているため、嘘をついていることに気付かないのです。
これは、嘘が現実と一致するように自分に説得力を持たせる努力の一部として起こることがあります。
③他人の評価を気にしすぎる

虚言癖のある人は、人からよく見られたい願望がかなり強い傾向にあります。
嘘をついて自分自身をより魅力的で成功しているように見せかけることで、自尊心や自己評価を保とうとする可能性があります。
意識が他人の評価に向かいすぎて、嘘をついていることに気付かないことがあります。
嘘をついていても、「ちょっと盛ったけど、一応本当のことだし」と開き直るタイプです。
無自覚な虚言癖は危険!?
無自覚な虚言癖は、嘘ついていることを認識していないので、自覚している虚言癖よりずっと危険です。
自覚のある虚言癖は、自ら治そうと努力する可能性がありますが、無自覚の場合は救いようがありません。
そして、例え嘘を指摘したところで、あなたが責められるだけでしょう。
無自覚な虚言癖とはできるだけ距離を取るのが一番です。




