虚言癖はサイコパス！？両者の違いを３つまとめます

虚言癖もサイコパスもネガティブなワードですが、両者は全く異なる概念です。

本記事では、虚言癖とサイコパスの具体的な違いを３点まとめていきます。

虚言癖とは？サイコパスとは？

虚言癖とサイコパスは、一見どちらもネガティブな意味で似ていると思えることがあるかもしれません。

しかし、この２つは全く異なる概念です。

サイコパスは平然と嘘をつく

サイコパスには、平気で嘘をつくという特徴があります。

そのことからサイコパスと虚言癖は間違われることがあるようです。

サイコパスには虚言癖がある可能性がありますが、虚言癖＝サイコパスではありません。

サイコパスは病的に嘘をつく他には以下のような特徴があります。

虚言癖とサイコパスの違い①嘘の性質の違い

虚言癖の人はしばしば嘘をついて注意を引こうとするか、自己防衛のために嘘をつくことがありますが、その嘘には明確な悪意が伴わないことが多いです。

例えば元虚言癖の私は、家庭環境をごまかすために嘘をついていましたが、誰かを傷つけるために嘘をつくことはありませんでした。

一方、サイコパスは他人を欺いたり傷つけたりすることに快楽を感じることがあり、その行動には他人に対する悪意や支配欲が含まれます。

虚言癖とサイコパスの違い②病気の可能性

虚言癖は病気ではなく、一般的に精神障害として正式に診断されることはまれです。

一方、サイコパスは精神的な病気です。共感力の欠如、衝動的な行動、規則を無視する傾向、犯罪行動の歴史など、幅広い精神的な特徴を持つことがあります。

反社会性パーソナリティ障害として診断され、精神医学的な治療が行われることがあります。

虚言癖とサイコパスの違い③他人への影響

虚言癖を持つ人は、嘘をつくことが社会的な関係に悪影響を及ぼすことがあるものの、他人を深刻に傷つけることは少ないです。

サイコパスは一般的に他人に害を与えることに関しては、より高いリスクを持ち、犯罪行動や人間関係の破壊が一般的です。

サイコパスと虚言癖は全く異なります。周りに疑わしいと思う人がいれば、専門家への受診をおすすめします。