虚言癖になるのは家庭環境に関係ない!他の理由を実例込みで紹介

虚言癖と家庭環境は関係ない!

虚言癖と家庭環境は深い関わりがありますが、全く関係ないケースもあります。

クラウドソーシングで募集したエピソードから、家庭環境には全く関係なく虚言癖になった例を3つ紹介します。

あなたは嘘つき?それとも正直者?
虚言癖度をチェック

目次

【3選】家庭環境に関係なく虚言癖に発展したケース

ここで紹介する虚言癖に発展した3ケースは、親との関係などの家庭環境よりも「揶揄われた経験」「学校生活でのトラウマ」「自分自身のコンプレックス」に関係します。

①田舎出身であることを揶揄われた経験から虚言癖に

虚言癖と家庭環境は関係ない例

私は東北の田舎から大学の時に東京に出てきました。

最初の新歓で先輩から「何その喋り方笑」「そんな町初めて聞いたー!」揶揄われたのがトラウマで、田舎出身であることを隠すようになりました。

そもそもみんな馬鹿にしているつもりはなかったかもしれませんが、大都市に来て、東京育ちの人も多く、カルチャーショックを受けたんです。

そこからどこ出身と聞かれても「生まれも育ちも東京」と答えるようになりました。

それだけじゃなくて「実家は世田谷」「小さい頃にここ遊びに来たことある」とかありもしない嘘までつくようになりました

結局辛くなって、適応障害になり、1年休学しました

(20代女性/会社員)

②ハーフでいじめられた経験から嘘をつくように

虚言癖と家庭環境は関係ない例

私は中国と日本のハーフです。

小学校の時に転校を経験し、中国とのハーフであると先生が紹介する周りが物珍しい目で見てきて、他のクラスからも見にきたり、喋ってと言われたり

他にも勝手にあだ名を「麻婆豆腐」にされたり、「中国人ってみんな貧乏なんでしょ」と言われたり、若干いじめに近いことをされました。

それがすごく嫌だったので、中学からは「日本人」と嘘をついていました

中国にいるおばあちゃんに会いに行く時も「新潟にあるおばあちゃんち」と言ったり、「北海道にあるおばあちゃんち」と嘘をついたりしていました。

そして、今でも嘘をつき続けています

(30代女性/派遣社員)

③学歴コンプレックスだったので、大学を偽る

虚言癖と家庭環境は関係ない例

行きたかった大学に行けなかったのが悔しくて、出身大学をいつも偽っていました。

就職してからも周りには有名私立大であると伝えていました。

学部からサークルまで嘘で作り上げた話を周りにしていました。

しかし、それがたまたま飲み会で上司に伝わりあれ?違うよね?と悪気なく言われて、恥ずかしい思いをしました

(30代男性/会社員)

周りにいる虚言癖エピソードの中でも、会社の部下が大学を偽るという話がありました。学歴コンプレックスを隠すために嘘をつくのはよくあることなのかもしれません…。

虚言癖は私の周りに1人だけいました。今の会社の部下です。

出身大学が全くの嘘だったんです。公立のけっこう偏差値の高い大学出身といつも言っていたので、頭がいいなあと思っていたのですが、全くの嘘だったんです。

本当にびっくりしました。

なぜそんなバレる嘘をつく必要があるのか理解ができません

(40代男性/会社員)

他のエピソードはこちら

学校や社会でのトラウマが虚言癖を引き起こすことがある

虚言癖と家庭環境は関係ない

学校や社会でいじめに近いことをされると、そのトラウマで嘘をつくようになります

周りから自分が傷つくのを防ぐためであり、自分の心を守るためです。

このように家庭環境ではなく、学校や社会での経験が虚言癖を生み出す原因になることがあります。

些細な嘘から虚言癖に発展する

上記どの例も些細な嘘から、その嘘がばれないために嘘を重ねることになっています。

嘘をつき続けると、嘘に対する抵抗がなくなり、自分が知らない間にもっとたくさんの嘘をついている可能性があります。

虚言癖の怖いところですね。

詳しくはこちら

虚言癖と家庭環境は関係ないケースもある!

上記のケースは、出身やハーフであること自体がコンプレックスではなかったのに、周りから揶揄われたり、いじめに近いことをされて嫌になり、嘘をつき始めました

この場合、嘘をついているのが悪いのか、周りが悪いのか、なんとも言えない気持ちになります。

人は誰しも嘘を一つや二つ付いたことがあるでしょう。

元虚言癖の私のようにありもしない現実をどんどん口から出るようにならなければ嘘をたまに言ってしまうことくらいは気にしなくても良いのではないでしょうか。

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